インサイド・ジョブ

インサイド・ジョブ
を見てきました。

感想としては、日本もアメリカもあこぎなやつは居るモノで、公平性なんてものは幻想に過ぎない。って事かなと思いました。ローンが払えなくてテントで暮らす人も居れば、たいした責任を取らずに数千万ドルものお金を手にする人も居る。正直にやるより、うまくやった人が勝つの世の中なのかな。

「奴らは強敵だ。」「だからこそ、戦う価値がある」

これを映画にした人たちは何と戦ったんだろう。
正義を振りかざしたいわけじゃないだろう。
権力者を引きずり下ろしたいわけでも、世界恐慌を引き起こした人物を糾弾したい訳でもないと思う。何が起こったのか正確に知りたい、そういうことなのかな、と思った。

金融に関わる人とか、資産運用をしている人は見た方がいいと思う。派手ではないけど、内容にすごく重みが有る。

最後に疑問がのこった。
最後のクレジットで、この映画のためにLLCが設立されているんだけど、これってハリウッドではよくあることなのかな。

2011/05/21 (Sat) 日記 Trackback() Comment(0)